はじめまして。毛利美佳と申します。神戸の西区でフリーランスのWeb屋として活動しています。『どんなことをやっているか?』というお話の前に、『どんな人がやっているのか?』についてご紹介したいと思います。

兵庫県神戸市生まれ、神戸市育ち。大阪市立大学を卒業後、そのまま大阪で就職しました。最初に勤めた会社は不動産会社で、社長直轄の部署に配属。秘書や営業などをしていました。その会社では半年に一度、人事考課のタイミングで社長面談があるのですが、その際にやりたいこととして挙げたのが「ホームページのリニューアル」でした。考えてみればこれが私が携わった一番最初のホームぺージづくりでした。

しかし残念ながら高校は普通科、大学では法律について学んでいたため、Webに関する知識は全くと言っていいほどありません。唯一やっていたのはmixiなどのSNSやブログのみ。当然それらのサービスは知識がない人でも簡単にできるレベルのもので、ホームページを作るにはあまりにも知識や経験が足りないという状態でした。

そこでWeb制作会社へ依頼し、イチからつくることになりました。ホームページの構成(サイトマップ)やレイアウト、原稿づくりや写真撮影まで。デザインとコーディング作業以外は全て自分でやりました。そうして出来上がったホームページを見たときの感動は今でも忘れません。その他、会社案内や商品パンフレットの制作など、広報に関わることはひと通りさせていただきました。

その後会社を退職し、新しい会社へ。業界も異なる、飲食・卸売業の会社でした。その会社の商品は、おそらく誰もが一度は食べたことがあるのではないでしょうか。そこで就いた職種というのが、人事の採用担当というお仕事でした。全国で店舗展開をしているため、本社のスタッフをはじめ、全国へ出張しながらの採用業務に追われていました。

求人媒体や各所での会社説明会などで採用するには数が多いため、今度は採用専用のホームページを立ち上げるということに至りました。無事に予算も取り付け、いざ作ろうとなってもやはり私自身にWeb制作の技術はありません。前回同様、Web制作会社へ依頼し、綿密な打ち合わせを行いながら制作を進めていったのです。

ホームページが完成して、応募者数も伸びていく。作った甲斐があったというものの、何か物足りなさも感じるようになっていました。何かを作りたいと思っても、自分には手段がない。昔からブログなどに馴染んではいたものの、完全にオリジナルのものを作ることもできない。自分で作れるようにならないものか…と。

ちょうどその頃、私は結婚して約5年が経過していたのですが、子供を授かることができませんでした。たまに調子が悪いときに婦人科で診てもらい、タイミングが合えば不妊治療の指導をしてもらうという程度でした。仕事にやりがいを感じていたものの、朝早くから遅くまでかかる業務と通勤の辛さ(往復3時間以上)もあり、治療に専念するということができないのもまた事実でした。

特に子どもについてはある程度年齢に限りがあるものと考えていましたので、本格的に不妊治療を始めるのであれば今しかないとも感じていました。学びたいWeb制作のことと不妊治療のことが頭の中でリンクするようになり、「Webの仕事であれば自宅でもできる!」という結論に達しました。そこで意を決して会社を辞め、職業訓練の「ホームページ制作科」に5ヶ月間通いました。

実は修了後、学校側に声をかけていただき、講師として働いていました。けれどやはり不妊治療との兼ね合いが難しく、辞めて今はフリーランスとして独立し、Webデザイン制作事務所を運営しています。学校時代にお世話になった先生方やクラスの同級生には今でもよくしてもらっている関係です。

治療は今も続けていますが、おかげさまでお仕事と両立することができています。はじめはピヨピヨとひよこ歩きだったのが、今ではすっかりWebデザイナーらしくなっている(はず)です。同じように独立して事業を行っている友人・知人も増えました。会社員時代に学んだことは多いけれど、今こうして独立してよかったと心から思っています。

いつか、働く女性や不妊治療との両立で悩まれている方の助けになれたらいいなと思っていますが、それはまだ先のお話。そんな夢を抱えて、今日もエムピクセルラボは頑張ります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

エムピクセルラボ代表
毛利 美佳

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