【2026年最新】X(旧Twitter)新アルゴリズムを徹底解剖!5月アップデートから読み解く「おすすめ」の攻略法

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こんにちは!m-pixel labo代表、チーフSNSマネージャーの毛利美佳です。

SNSマーケティングにおいて、避けては通れないのが「プラットフォームのアルゴリズム」の変更です。特にX(旧Twitter)は、ここ数年でシステムのオープンソース化(公開)を進めており、裏側の仕組みがより透明化されてきました。

そして2026年5月、Xの公式GitHubリポジトリ(xai-org/x-algorithm)に大型のアップデートが入りました。これまでの仕組みからさらに一歩進み、生成AI「Grok」の基盤技術を用いた、完全なAI駆動型の推薦システムへと進化を遂げています。

今回は、この最新アルゴリズムの仕組みと、5月のアップデート内容、そして「今、私たちはどのような運用をすべきなのか」という実践的な対策までを徹底解説します!


目次

1. Xの「おすすめ(For You)」を作る2つの心臓部

現在のXのアルゴリズムは、タイムラインに表示する候補を絞り込むために、主に2つのシステム(コンポーネント)を動かしています。

  • Thunder(サンダー):インネットワーク処理
    • あなたがフォローしているアカウントの投稿から、高速に最適なコンテンツを抽出します。
  • Phoenix(フェニックス):アウトオブネットワーク処理
    • あなたがフォローしていないアカウント(タイムライン外)の膨大な投稿から、あなたの興味・関心にマッチしそうなものをAIが探し出し、ランク付け(スコアリング)します。

私たちが「おすすめ」タブを見たときに、フォロー内外の投稿がバランスよく混ざり合って表示されるのは、この2つのシステムが連携しているからです。


2. 2026年5月アップデートの主要トピック

今回のアップデートで最も注目すべきは、手動で細かく条件を設定する古いプログラムから、「AI(Transformerモデル)が文脈を自動で判断する仕組み」への完全な移行です。

① GrokベースのAIモデル「Grox」の統合

コンテンツの理解システムとして、xAIの技術ベースである「Grox」などがコード内に本格実装されました。 これにより、単に「テキストに含まれるキーワード」を検索するだけでなく、投稿全体の文脈やニュアンス、さらには添付された画像や動画の中身までをAIが高度に理解し、ユーザーの関心とマッチングさせる精度が劇的に向上しています。

② スコアリング(評価)の高度なマルチアクション予測

以前のアルゴリズムでは「いいねは〇点、リポストは〇点」というスタティックな重み付けが話題になりましたが、現在は「マルチアクション予測」が主流です。 AIはユーザーの過去の行動履歴(エンゲージメントシーケンス)を学習し、1つの投稿に対して以下のような複数の行動が起きる確率を同時に予測・スコア化しています。

予測されるプラス行動予測されるマイナス行動(減点)
・「いいね」や「リポスト」をする確率
・リプライ(返信)を送る・もらう確率
・詳細(クリック)を開く確率
・DMで共有、またはリンクコピーされる確率
・動画を一定時間以上視聴する確率
・「非表示(Mute)」にする確率
・「ブロック」や「通報」をされる確率
・すぐにスクロールで読み飛ばされる確率

③ 広告モジュールの最適化

5月の更新では広告配分に関するコードも整理され、通常のタイムラインの自然な流れを邪魔しない形で、ユーザーの興味に最も即した広告が動的に挿入されるロジックが強化されています。


3. アルゴリズムから逆算する、これからのX運用対策

この「完全AI駆動化」された新アルゴリズムの中で、アカウントの露出(インプレッション)を伸ばすためには、従来の「ハッシュタグを並べる」「リポストを促す」といった表面的なテクニックだけでは通用しなくなっています。

今、取り組むべき具体的な対策は以下の3つです。

対策1:最初の「数秒」で手を止めさせる(動画・画像の重要性)

AIは「詳細クリック」や「動画の視聴維持時間」を非常に重く見ています。タイムラインを流し読みしているユーザーが、思わずスクロールを止めて写真を開いたり、動画を再生したりするような「最初の視覚的フック」が不可欠です。

対策2:シェア(DM・リンクコピー)したくなる深いコンテンツ

今回のアルゴリズムでは、単なるタイムライン上での反応だけでなく、「DMで誰かに教えたくなる」「リンクをコピーして他で共有したくなる」といった、一歩踏み込んだエンゲージメントへの予測確率が高い投稿が優遇される傾向にあります。「保存しておきたい情報」や「誰かに共有したい驚き」を意識して企画しましょう。

対策3:明確な「文脈(トピック)」の維持

AI(Grox)はアカウントや投稿のテーマを文脈で理解しています。今日はお仕事の話、明日は全く関係のない日常の愚痴、明後日はトレンドへの便乗……といった一貫性のない運用をしていると、AIが「誰にお勧めすべきアカウントなのか」を判断できず、Phoenix(フォロー外への拡散システム)に乗りにくくなります。専門性を絞り、一貫したトピックで発信を続けることが急がば回れの新ルールです。


まとめ:アルゴリズムの進化は「本質的な価値」の時代へ

2026年5月のXアルゴリズムアップデートは、システムがより「人間のリアルな興味関心」に近づいたことを意味しています。ハック的なアプローチは通用しづらくなり、「その投稿は、見た人の時間を奪うに値する価値があるか?」がAIによってシビアに評価される時代です。

自社のアカウントがターゲットとするユーザーに「役立つ情報」「共感できるストーリー」を届けるという基本に立ち返りつつ、データ(インプレッションの変動やエンゲージメント率)をウォッチしていきましょう。

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この記事を書いた人

毛利 美佳のアバター 毛利 美佳 m-pixel labo 代表/チーフSNSマネージャー/上級ウェブ解析士

SNS・Web・アクセス解析(GA4)を横断したマーケ支援を行うコンサルタント。講座受講者2,700名以上。データに基づく改善と、実務に活かせるノウハウ発信を行っています。

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